他の矯正治療との比較

「インビザライン」と「ブラケット矯正=ワイヤー矯正」との比較

従来のブラケット矯正=ワイヤー矯正と、マウスピース矯正(インビザライン)の比較をしてみましょう。当然どちらにもメリットとデメリットはありますが、ご自身に合ったものを矯正歯科医とよく相談して選ぶのが良いでしょう。

矯正装置を装着した見た目についての比較

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)では、マウスピース型の矯正装置(アライナー)は透明に近いので、装着していても目立たず、ぱっと見てわかりにくいメリットがあります。

ブラケット矯正=ワイヤー矯正

ブラケット矯正=ワイヤー矯正では、表側矯正(ラビアル矯正)の場合、矯正装置は目立ちます。白いブラケットや白いワイヤー、透明のブラケットを選択した場合は、目立たち度を多少下げることも出来ます。ただし、裏側矯正(リンガル矯正)の場合は、矯正装置はほとんど見えることがなく、目立ちません。

食事の時についての比較

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)では、マウスピース型の矯正装置(アライナー)は、食事のたびにご自身で取り外し可能なため、ご自身の歯で直接食べることができ、食べ物が矯正装置に挟まったりすることもありません。

ブラケット矯正=ワイヤー矯正

ブラケット矯正=ワイヤー矯正では、くっつくタイプの食べ物(ガムなど)は矯正装置にくっついて取れなくなることがあるため避けなければなりません。また食べ物が矯正装置に挟まるといったことはどうしてもおきてきますので、しっかりとしたブラッシングは必要になります。

ハミガキの時についての比較

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)では、マウスピース型の矯正装置(アライナー)は、ハミガキのたびにご自身で取り外し可能なため、矯正治療をスタートする前と同じくハミガキができます。

ブラケット矯正=ワイヤー矯正

ブラケット矯正=ワイヤー矯正では、どうしても矯正装置の周りに食べ物などが挟まったりしやすいため、丁寧にハミガキをする必要があります。

矯正装置の装着についての比較

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)では、歯科医師から渡されたマウスピース型の矯正装置(アライナー)を、ご自身で装着します。治療完了まで一定期間ごとに、その段階用のアライナーに切り替えることで歯を動かしていきます。 調整がないため、通院頻度は約1ヶ月〜3ヵ月程度に1回となります。

ブラケット矯正=ワイヤー矯正

マウスピース矯正(インビザライン)との違いとして、ブラケット矯正=ワイヤー矯正では、矯正装置の装着は歯科医師が行います。また、調整が必要なため、治療中は約1ヶ月程度に1回の頻度で通院し、歯科医師が矯正装置の調整を行ないます。

治療期間についての比較

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)では、マウスピース型の矯正装置(アライナー)を、治療の段階ごとの異なった形のものに、一定期間ごとに切り替えて装着していくことで歯を動かします。治療期間も、使用するアライナーの数も、元の歯並びの状態によって変わってきます。治療期間は数ヵ月程度から、中には2年以上かかる症例もありますが、平均は約1年~2年程度となります。

ブラケット矯正=ワイヤー矯正

ブラケット矯正=ワイヤー矯正では、やはり治療前の元の歯並びの状態によって治療期間は変わってきますが、平均は1年~2年程度です。症例によっては治療期間が長引く場合もあります。

治療開始時に感じる痛みについての比較

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)では、マウスピース型の矯正装置(アライナー)の弾性を利用して、弱い力で少しずつ歯の移動を進めていくため、ブラケット矯正=ワイヤー矯正と比較すると痛みが弱い傾向があるようです。

ブラケット矯正=ワイヤー矯正

ブラケット矯正=ワイヤー矯正では、治療開始時などに痛みを感じることがありますが、数日で慣れていきます。


「インビザライン」と「他のマウスピース矯正」との比較

「インビザライン」と「他のマウスピース矯正」の比較をしてみましょう。こちらもやはり、どちらにもメリットとデメリットはありますが、ご自身に合ったものを矯正歯科医とよく相談して選ぶのが良いでしょう。

治療の進め方についての比較

インビザライン

インビザラインと他のマウスピース矯正とを比較して最も違う点は、マウスピース型の矯正装置(アライナー)を作るための、歯の型どりが、インビザラインの場合、基本的に、治療開始前の型どり1回だけで済む点です。インビザラインでは、歯型の3Dモデルを専用のソフトウェアによって、歯の移動をコンピュータシミュレーションして治療計画を立てます。

他のマウスピース矯正

他のマウスピース矯正では、その多くで、次の段階のマウスピース型の矯正装置のセットに移行する時に、毎回、歯の型どりをします。また、他のマウスピース矯正では、その多くで、コンピュータではなく、歯型の模型によって治療計画を立てます。

アライナーの作り方についての比較

インビザライン

型どり後、作成した模型に、レントゲンなどの資料を添付して、アライン・テクノロジー社に送ると、歯並びの3Dモデルが作製され、歯科医師にデータが送信されてきますので、その3Dモデルをも元にして専用のコンピュータソフトで歯の移動をシミュレーションして、治療計画を立てます。その後、治療計画のデータを元に、アライン・テクノロジー社が治療完了までに使用する、全アライナーを一括して作製します。

他のマウスピース矯正

型どり後、歯型の模型を作り、その模型を元に矯正する箇所を移動し、歯を動かす方向を決め、歯を移動させた模型を元にアライナーを作ります。これを一つの治療段階のまとまりごとに、繰り返しますので、歯の型どりは複数回に及びます。